鼻炎のレーザー手術は、鼻腔内の下甲介粘膜を炭酸ガスレーザーで焼灼する治療です。正式には「下甲介粘膜レーザー焼灼術」という手術で、保険適応の治療になります。
鼻の粘膜をレーザーの熱で変性させることで鼻炎が起きる範囲を減らし、その粘膜が再生したとき瘢痕化しアレルギー反応を起こしにくい状態に変化します。
内服薬では改善しにくい鼻閉(鼻づまり)によく効く治療といわれています。 90%くらいの方に鼻症状の改善が期待できますが、効果には個人差があります。
効果の持続は1~3年ですが、もともとのアレルギー体質にも影響を受けます。 効果がうすれた時には、くり返し行うことにより満足する結果が得られます。
このような方にオススメ
施術後1~2週間以内に再度受診して頂き、粘膜の状態を確認いたします。
痂皮(粘膜焼灼によって変性した物質、焦げた鼻くそのようなもの)が付着していることが多いので、これを取り除きます。